デイリー為替市況コメント

日米財務相会談を控えてドル売りが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】20日のNY為替市場でドル円は、連邦準備制度理事会(FRB)高官が当面政策金利据え置きを支持している
ことを表明したため、米10年債利回りの上昇などが相場の支援材料となり、144.97円付近まで値を上げたものの、米10年債利回
りが上昇幅を縮めると144.43円付近まで押し戻された。また、米国株相場の下落も相場の重しとなった。もっとも、主要7カ国
(G7)財務相・中央銀行総裁会議にあわせて行われる予定の日米財務相会談や、3回目の日米関税交渉を前に様子見ムードも広が
り、NY市場に限れば狭い範囲内での推移にとどまった。

カナダで20〜22日に開催される主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に合わせ、日本の加藤勝信財務相とベッセント米財務
長官が会談を予定している。加藤財務相は20日の閣議後記者会見で「為替を含め2国間の諸課題について議論をしたい」と語った。

なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するムサレム米セントルイス連銀総裁は「金融政策は現在、良好な状態」
「インフレ期待が不安定になった場合、FRBは物価安定を優先すべき」などと発言した。

20日 米国経済指標結果
注目度の高い経済指標の発表はありませんでした。

20日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値144.925 高値145.515 安値144.080 終値144.535
ユーロドル  始値 1.1242 高値1.1280  安値 1.1220 終値 1.1284


免責事項
本ホームページはAIゴールド証券(株)の顧客である貴殿に対し、専ら貴社・貴殿にご利用頂く為にご提供申し上げるものです。記載内容は同意を得た場合を除き、第三者に開示することはできません。このような情報にはAIゴールド証券(株)により確認されていない情報が含まれていることもありますので、全てご自身のリスクでこれらをご利用下さい。AIゴールド証券(株)は本ホームページに記載の情報いずれについても、その信頼性、正確性または完全性について何ら表明または保証するものではありません。本ホームページで述べられている意見は表示の日付のAIゴールド証券(株)の判断であり、予告無しに変更または取消されることがあります。

New{title}