デイリー為替市況コメント

中東情勢悪化で長期金利が上昇しドル買いが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】26日のNY為替市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホール
会合で9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始をほぼ明言。本日のアジア市場でもドル売りが継続し、
一時143.45円と5日以来の安値を付けた。ただ、NY市場ではポジション調整目的のドル買い戻しが優勢に。7月耐
久財受注速報値が予想を上回ったほか、中東情勢の悪化を背景とした原油高で米長期金利が上昇に転じたことも
円売り・ドル買いを促し、一時144.65円と日通し高値を更新した。買い一巡後も、サンフランシスコ連銀のデイ
リー総裁はインタビューで、利下げ開始が適切になったとの考えを示したが下押しの動きは限定的となり、144円
台半ばで取引を終了した。

26日 米国経済指標結果
7月 耐久財受注  予想4.6% 結果9.9%

26日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値144.140 高値144.665 安値143.435 終値144.520
ユーロドル  始値 1.1190  高値1.1203  安値 1.1153 終値 1.1160


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