デイリー為替市況コメント

労働市場の底堅さを好感し一時158.08円まで上昇

【NY外為ドル円概況】26日のNY為替市場は、植田日銀総裁は25日の講演で、「今後の金融政策運営はトランプ次期
米政権の動向や来年の春闘に向けた動きを注視していく」との考えを改めて表明。円安が進行する状況下でも従来の
姿勢に変化はなかった。日銀は追加利上げに慎重との見方が広がり、円売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。
また、この日発表の前週分新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことから、米10年債利回りが一時4.6393
%前後と5月2日以来の高水準を更新。ドル円にも買いが入り、一時158.08円と7月17日以来の高値を付けた。ただ、7年
債入札の強い結果を受け金利が低下に転じたためドルは伸び悩む場面があったが、下押しは限定的となり、157円台後半
で取引を終了した。

日銀が追加利上げを急がない姿勢を示すなか、27日には日銀の金融政策決定会合の主な意見が発表される。市場では「利
上げに消極的な『ハト派』の内容になれば、一段と円安が進む可能性があり、円が売られやすかった」との指摘があった。

26日 米国経済指標結果
前週分 新規失業保険申請件数  予想22.4万件 結果21.9万件

26日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値157.270 高値158.100 安値157.070 終値158.040
ユーロドル  始値 1.0400 高値1.0429  安値 1.0392 終値 1.0420


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