持ち高調整やリスク・オンの円売りが優勢
【NY外為ドル円概況】27日のNY為替市場でドル円は、米5月個人消費支出(PCE)が予想外のマイナスに落ち込んだものの、
コアPCE価格指数や米6月ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回り金利上昇に伴いドル買いが優勢となった。その後
も、中東情勢を巡る懸念が後退したことや、米利下げ観測の高まりを背景に米国株相場が底堅く推移すると、投資家のリス
ク志向が改善し円売り・ドル買いが出た。また、ロンドン・フィキシングに向けたドル買いのフローも入ると、一時144.95
円と日通し高値を付けた。ただ、買い一巡後は、週末を控えたポジション調整目的の売りが出て、やや伸び悩んだ。
カナダドルは対米ドルで下落した。トランプ大統領は「カナダとのすべての貿易交渉を直ちに打ち切る」と自身のSNSに投
稿した。カナダによるデジタルサービス税(DST)の導入に反発した措置で「米国との取引で彼らが支払うことになる関税
を今後7日以内にカナダに通知する」との考えを表明した。
27日 米国経済指標結果
5月 個人所得(前月比) 予想0.2% 結果-0.4%
5月 個人支出(前月比) 予想0.2% 結果-0.1%
5月 PCE価格指数(前年比) 予想2.3% 結果2.3%
5月 コアPCE価格指数(前年比) 予想2.6% 結果2.7%
6月 ミシガン大学消費者信頼感指数 予想60.5 結果60.7
27日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値144.405 高値144.950 安値144.170 終値144.770
ユーロドル 始値 1.1696 高値1.1750 安値 1.1680 終値 1.1707
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