デイリー為替市況コメント

相次ぐ良好な経済指標を好感し一時150.32円まで上昇

【NY外為ドル円概況】17日のNY為替市場は、9月小売売上高は前月比+0.4%と予想の+0.3%を上回ったことや、10月
米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や新規失業保険申請件数も予想よりも強い内容だったことから、消費や労働市
場の底堅さが示されたため、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが先行。一時150.08円まで値を上げた。その後は、
ポジション調整目的の売りなどに押されて、149.64円付近まで上値を切り下げる場面もあったが、下押しは限定的。
また、10月米NAHB住宅市場指数が予想を上回ったことも相場の支援材料となり、一時150.32円と8月1日以来約2カ
月半ぶりの高値を更新し、150円台前半で取引を終了した。

17日 米国経済指標結果
9月 小売売上高(前月比)  予想0.3% 結果0.4%
前週分 新規失業保険申請件数  予想25.7万件 結果24.1万件
10月 フィラデルフィア連銀景況指数  予想3.0 結果10.3
9月 鉱工業生産指数(前月比)  予想-0.1% 結果-0.3%

17日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値149.575 高値150.335 安値149.250 終値150.230
ユーロドル  始値 1.0860  高値1.0870  安値 1.0810 終値 1.0827


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