米GDPが予想を上回りややドル買いが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】25日のNY為替市場は、日銀の利上げ期待が浮上する中で、日本株相場の急落や欧州株相場の
下落に伴うリスク・オフの円買いが優勢になり、欧州時間序盤に一時151.94円と5月3日以来の安値を更新しました。
その後、4-6月期国内総生産（GDP）速報値が前期から予想以上に伸びが拡大したことや、ダウ平均が580ドル超上昇
すると、投資家のリスク回避姿勢が後退し、円売り・ドル買いが加速。一時154.32円と日通し高値を付けました。
ただ、4－6月期のPCE価格指数の鈍化でドル買いが限定的となったほか、ダウ平均が80ドル高程度まで失速するとドル
円の上昇も一服し、153円台後半で取引を終了しました。
25日 米国経済指標結果
前週分 新規失業保険申請件数 予想23.8万件 結果23.5万件
第2四半期 実質GDP（速報値） 予想2.0％ 結果2.8％
6月 耐久財受注 予想0.6％ 結果-6.6％
25日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値153.745 高値154.335 安値151.930 終値154.035
ユーロドル 始値 1.0838 高値1.0868 安値 1.0830 終値 1.0845
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