デイリー為替市況コメント

長期金利上昇を受けてドル買いが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】10日のNY為替市場は、最新の米国雇用統計を受けた早期の利下げ観測後退や、消費者
物価指数(CPI)、11-12日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードが広がる中、米長期金利
の上昇に連れて円売り・ドル買いが優勢となりました。また、NY連銀の1年先の期待インフレは低下も5年先
の期待インフレが上昇、3年債入札も低調な結果に終わり、更なる金利の上昇で157.10円まで上昇。しかし、
東京時間に付けた日通し高値157.20円が目先のレジスタンスとして意識されたことから、157円台前半で取引
を終了しました。

10日 米国経済指標結果
注目度の高い経済指標の発表はありませんでした。

10日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値156.775 高値157.210 安値156.715 終値157.050
ユーロドル  始値 1.0775  高値1.0783  安値 1.0732 終値 1.0763


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