イラン情勢を巡る不透明感からドル買いが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】2日のNY為替市場でドル円は、米労働省が2日発表した9月の雇用統計(季節調整済み)によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比2万9000人増と、市場予想(9万人増=ロイター通信調べ)を下回った。
失業率も4.2%と、前月から0.1ポイント上昇した。
労働市場の軟化を示す内容を受け、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退すると、米長期金利の低下とともにドル売りが先行。一時156.95円と日通し安値を付けた。
ただ、正午にかけて米長期金利が持ち直すとドルが買い戻され、157.80円台を中心に狭いレンジ内でもみ合う展開となった。
原油先物相場が下落したことも、エネルギーを輸入に頼る日本の貿易収支が悪化するとの観測が薄らぎ円相場を支えた。
主要7カ国(G7)が2日、石油備蓄の協調放出を決めた。需給が短期的に緩和するとの観測から原油先物に売りが出た。
円相場は1ドル=156.96円を付けた後は伸び悩んだ。米長期金利が雇用統計の発表直後に前日比0.09%低い(債券価格は高い)5.15%まで低下したが、結局上昇に転じて取引を終えた。
金利の先高観や債券の需給悪化への懸念は根強かった。米長期金利が水準を切り上げたのに合わせるようにして円相場は上げ幅を縮小した。
2日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値158.050 高値158.205 安値156.940 終値157.840
ユーロドル 始値 1.1238 高値1.1285 安値 1.1222 終値 1.1259
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