デイリー為替市況コメント

ミネアポリス連銀総裁のタカ派発言でドル買いが優勢

【NY外為ドル円概況】7日のNY為替市場は、4日のイエレン米財務長官の発言を受けて「政府・日銀が断続的に
為替介入を行うのは困難になったのではないか」との観測が浮上する中、日米金利差を意識した円売り・ドル買
いがこの日も継続となりました。その後も、一時4.42%台まで低下した米10年債利回りが4.46%台まで低下幅を
縮めたことも支援材料となり、154.75円と日通し高値を更新。また、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁がイ
ンフレ減速を目指すうえで、「現在の金利を長期にわたり現行水準に維持する必要がある」と述べたことから本
日高値圏で堅調な推移となり、154円台半ばで取引を終了しました。

7日 米国経済指標結果
注目度の高い経済指標の発表はありませんでした。

7日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値153.870 高値154.760 安値153.850 終値154.705
ユーロドル  始値 1.0771  高値1.0785  安値 1.0750 終値 1.0756


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