デイリー為替市況コメント

リスク選好の円売りが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】6日のNY為替市場でドル円は、米商務省が朝方発表した8月の貿易統計によると、モノとサービスを合わせた貿易収支の赤字額は、前月比13.7%増の1055億7200万ドルと、赤字幅は2カ月連続で拡大した。
ただ、市場への影響は限られた。終日にわたり、円安・ドル高地合いが続いた。
一方、米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りが入ったため、相場は大きな方向感が出なかった。
なお、日銀の植田和男総裁が6日の全国証券大会での挨拶で早期利上げを示唆しなかったことや、足元で日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が円資産への投資を拡大するとの観測が後退していることなども円売りの一因だった。

市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が翌7日に公表する連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月15、16日開催分)を注視。
FRBが10月に追加利上げに踏み切るとの観測が後退する中、今後の金融政策の方向性を占おうとの思惑が広がっている。

6日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値157.905 高値158.250 安値157.785 終値158.125
ユーロドル  始値 1.1220 高値1.1275  安値 1.1205 終値 1.1260

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