デイリー為替市況コメント

リスク選好姿勢を背景に円売りが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】15日のNY為替市場でドル円は、日銀は15日から2日間の日程で、直近の中東情勢を踏まえ、景気の
現状や金融政策運営などについて議論。景気下押しより物価上振れのリスクが大きいと判断しており、政策金利を現行の
0.75%から1%に引き上げる公算が大きい。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は16、17両日、連邦公開市場委員会(F
OMC)を開き、金融政策を協議。中東紛争に伴う原油高騰で物価が上昇する中、政策金利を4会合連続で据え置くと見通
されており、市場は、会合後の記者会見で、ウォーシュ新FRB議長が言及する金融政策の方向性に注目している。これらの
内容を見極めたいとの思惑から、160円台前半を中心に狭いレンジ内で浮動した。なお、この日発表の6月米ニューヨーク
連銀製造業景気指数や5月米鉱工業生産、6月米NAHB住宅市場指数は予想より弱い内容となったものの、相場の反応は限
られた。

米国とイランは米東部時間14日、戦闘を終結する覚書に合意したと発表。米政府高官は15日、トランプ大統領とバンス副
大統領、イランのガリバフ国会議長が覚書に署名したと明らかにした。スイスで19日に署名式を行った後、原油輸送の要
衝ホルムズ海峡を開放する。米イランの戦闘終結合意を受け、米原油先物相場が下落。米長期金利が一時低下したことか
ら、円買いが優勢となる場面があった。

15日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値159.775 高値160.410 安値159.740 終値160.350
ユーロドル  始値 1.1615 高値1.1622  安値 1.1587 終値 1.1588


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