デイリー為替市況コメント

中東情勢の先行き不透明感が根強くドル買いが優勢

【NY外為ドル円概況】9日のNY為替市場でドル円は、トランプ米大統領は9日、ホルムズ海峡で昨夜、米軍のヘリコプターが
イランによって撃墜されたとSNSに投稿し、対抗措置を示唆した。戦闘終結に向けた交渉停滞が懸念される中、米原油先物相
場が下げ幅を縮小。ドル買い・円売りが優勢となり、前日の高値160.39円を上抜けて一時160.45円と4月30日以来の高値を更
新した。ただ、市場関係者は10日に発表される5月の米消費者物価指数(CPI)から、米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の
金融政策方針を見極めようとしており、様子見ムードも強かった。また、日本政府・日銀による為替介入への警戒感も強かった。

日本の片山さつき財務相は日本時間9日の閣議後の記者会見で、ドルに対して円安が進む為替相場について「常に断固たる措置
を取る用意があることは変わらない」との見解を示した。もっとも、市場では「おなじみの発言だったため、口先介入として新
たな材料視はされにくかった」との声が聞かれた。

9日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値160.180 高値160.460 安値160.045 終値160.375
ユーロドル  始値 1.1534 高値1.1578  安値 1.1529 終値 1.1544


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