デイリー為替市況コメント

中東情勢の懸念後退でリスクオンの円売りが優勢

【NY外為ドル円概況】22日のNY為替市場は、中東の地政学リスクに対する警戒感が和らぎ、投資家のリスク志向改善
を意識した円売り・ドル買いが先行。その後も、米連邦準備理事会(FRB)高官による利下げに慎重な発言が相次ぐ中、
米利下げ開始が先延ばしになるとの観測が高まっていることも支援材料となり、一時154.85円と1990年6月以来約34年
ぶりの高値を更新しました。しかし、政府・日銀による為替介入への警戒感や、大量のノックアウトオプションが観測
されている155.00円がレジスタンスとして意識された面もあり、154円台後半で取引を終了しました。

22日 米国経済指標結果
注目度の高い経済指標の発表はありませんでした。

22日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値154.555 高値154.860 安値154.520 終値154.830
ユーロドル  始値 1.0663  高値1.0670  安値 1.0625 終値 1.0654


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