デイリー為替市況コメント

中東情勢の緊迫化でドル買いが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】13日のNY為替市場でドル円は、イスラエル軍がイラン各地の核関連施設や軍事施設を攻撃し、イランは
ミサイル攻撃などで報復したことから、全面的な軍事衝突への警戒が広がり、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、流動
性が高いドルを買う動きが優勢となった。また、週末を前にして積み上がったドルの売り持ちを手仕舞う動きが広がり、一時144.
48円と日通し高値を更新した。ただ、前日の高値144.57円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。その後、米6月ミシガ
ン大学消費者信頼感指数の期待インフレの低下でドル買いが後退したことや、イランによるイスラエルへの報復攻撃を受けた株安
に連れリスク回避の円買いも強まり、144円台前半で取引を終了した。

イスラエルとイランの軍事対立がホルムズ海峡の原油輸送に影響するとの警戒から、米原油先物の指標であるニューヨーク・マ
ーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近物は7%あまり上昇した。投資家のリ
スク回避姿勢が強まり、主要国の株式相場は大幅下落した。

13日 米国経済指標結果
6月 ミシガン大学消費者信頼感指数  予想53.4 結果60.5

13日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値143.500 高値144.500 安値142.790 終値143.930
ユーロドル  始値 1.1586 高値1.1608  安値 1.1490 終値 1.1540


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