デイリー為替市況コメント

予想を上回る米物価指標を受けてドル買いが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】26日のNY為替市場でドル円は、米商務省が発表した7月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比3.7%上昇と、伸びは市場予想(ロイター通信調べ)の3.6%を若干上回った。
2026年4~6月期の実質GDP(国内総生産)改定値は季節調整済み年率換算で前期比1.5%増と速報値と同水準。
米経済の底堅さとインフレ圧力の根強さが裏付けられ、米長期金利が上昇に転じるとドル買いが活発になり、一時159.45円と日通し高値を更新した。その後の下押しも159.29円付近にとどまった。
市場では「根強いインフレ圧力が改めて示されたことを受けて米長期金利が上昇し、ドル高方向に振れている」との声が聞かれた。

市場の関心は、27~29日に開かれる米カンザスシティー連銀主催の年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」に向いている。
ウォーシュFRB議長は28日、同会議で初めて講演する予定。足元の物価高や金利上昇に対する見解を示すかどうかが注目を集めている。

ボストン連銀のコリンズ総裁は25日に、インフレ率が持続的に鈍化しなければ「近いうちに金融政策を引き締めることが適切だ」との見方を示していた。
米インフレが落ち着きをみせなければ、米連邦準備理事会(FRB)が利上げするとの観測は根強い。26日は米債券市場で長期金利が上昇し、日米金利差の拡大からも円が売られ、ドルが買われた。

26日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値159.200 高値159.460 安値158.870 終値159.325
ユーロドル  始値 1.1677 高値1.1677  安値 1.1644 終値 1.1652

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