デイリー為替市況コメント

内田日銀副総裁発言で上昇後147円を挟んでもみ合い

7日のNY外国為替市場では、日銀の内田真一副総裁による「市場が不安定な状況では利上げしない」とのハト派
発言を受けた東京・LDN時間の市場心理改善流れを引き継いでドル円は147.22円付近から買い先行で取引を開始
した。その後も、147.00円を割り込む場面を見せながらも米株価指数の上昇と伴って147.71円付近まで小反発
した。ところが米消費関連銘柄などでの決算が期待外れとなったことに加えて長期国債入札が低調となったこと
が市場心理改善に冷や水を浴びせることとなった。株価が下落に転じるとドル円は147.00円を割り込み、146円台
後半まで上昇幅圧縮の流れとなって取引を終了した。

ユーロドルは1.0920ドル付近を維持し一時的ではあるが1.0935ドル付近まで小反発した。少数意見ではあるがECB
は9月に利下げを行わないのではないか、との見方が浮上している。


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