デイリー為替市況コメント

労働市場の過熱感が薄れややドル売りが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】9日のNY為替市場は、前週分の米新規失業保険申請件数が23.1万件と予想の21.5万件より
弱い内容となったことから、円買い・ドル売りが先行。その後も、好調な米30年債入札後を受けて米10年債利回
りが4.44%台まで低下すると全般ドル売りが優勢となり、一時155.40円付近まで下落しました。売り一巡後も、
デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が「ファンダメンタル的に労働市場が低迷した場合は行動が必要」との
発言を受けて戻りの動きは限定的となり、155円台半ばで取引を終了しました。

9日 米国経済指標結果
前週分 新規失業保険申請件数  予想21.5万件 結果23.1万件

9日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値155.565 高値155.965 安値155.125 終値155.485
ユーロドル  始値 1.0746  高値1.0783  安値 1.0725 終値 1.0782


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