原油高や米長期金利の上昇などを眺めてドル買いが優勢
【NY外為ドル円概況】30日のNY為替市場でドル円は、米商務省が朝方発表した8月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比3.4%上昇し、伸びは前月と同水準だった。市場予想の3.7%上昇を下回った。
変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数の上昇率は3.0%と前月と同水準だったことが分かると全般ドル売りが先行。一時156.65円付近まで下押しした。
その後、長期金利が上昇反転。長期金利の指標である10年物米国債利回りは一時5.3%台と、2007年以来約19年ぶりの高水準に上昇したことから、一転買い戻しが強まった。
アジア時間の高値157.46円を上抜けて一時157.53円まで上値を伸ばした。
ただ、足もとで日米両政府の要人から円安けん制発言が相次ぐ中、為替介入への警戒も根強く上昇のスピードは緩やかだった。
30日の米原油先物市場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物が上昇し、1バレル90ドル台で取引を終えた。
エネルギーを輸入に頼る日本の貿易収支が悪化するとの観測は円売り・ドル買いにつながった。
4~6月期の実質GDP(国内総生産)確定値は、季節調整済み年率換算で前期比2.2%増と、改定値(1.5%増)から大幅に上方修正され、予想も上回ったものの、相場への影響は限定的だった。
30日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値157.320 高値157.525 安値156.365 終値157.425
ユーロドル 始値 1.1342 高値1.1379 安値 1.1326 終値 1.1329
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