和平協議の進展期待が後退しドル買いが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】27日のNY為替市場でドル円は、ロイター通信によると、イラン国営テレビが27日、米国との戦闘終結に
向けた覚書草案を入手したと報じた。非公式な初期の枠組みの下、イランは1カ月以内にホルムズ海峡の商業航行を紛争前の水
準に戻し、米国はイラン周辺から軍を撤収するという。これを受けて、WTI原油先物価格が一時1バレル=87.77ドル前後まで急
落。全般ドル売りが優勢となり、一時159.25円付近まで値を下げた。ただ、ホワイトハウスは27日午前にX(旧ツイッター)の
投稿で、この覚書草案を「事実ではない」とし、覚書は「完全なねつ造だ」と否定。トランプ米大統領が27日、イランが合意を
強く望んでいるものの、米国はまだその内容に満足していないと述べるなど、米国とイランの和平協議の進展に不透明感も根強
く、WTI原油先物が91ドル台前半まで下げ幅を縮小。全般ドル買いが優勢となり、159.58円と4月30日以来の高値を更新した。
また、米5年債入札後に米長期金利が上昇に転じたことも相場を下支えした。
ホルムズ海峡の通航が正常化するとの期待で、27日の米原油先物は1バレル87ドル台と、期近物として1カ月ぶりの安値を付けた。
原油高の一服で日本の貿易赤字が拡大するとの思惑が後退した。心理的節目の160円が視野に入り、日本の通貨当局が円買い・ド
ル売り介入に動くのではないかとの警戒もあり、持ち高調整の円買い・ドル売りも入った。
27日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値159.320 高値159.595 安値159.165 終値159.545
ユーロドル 始値 1.1633 高値1.1660 安値 1.1623 終値 1.1629
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