デイリー為替市況コメント

当局による為替介入観測が強まり一時157.98円まで下落

【NY外為ドル円概況】30日のNY為替市場でドル円は、6月米個人消費支出(PCE)物価指数は前月比0.1%低下と、5月(0.5%
上昇)から減速した。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想と一致した。ドル売りが進みやすい地合いのなかで、米東部
時間午前9時半(日本時間午後10時半)すぎから大規模な円買い・ドル売り注文が断続的に入ると急落した。日本時間午後11
時半前には一時157.98円と5月14日以来約2カ月半ぶりの安値を更新した。市場では「1時間ほどで5円近く円高方向に振れたこ
とから、政府・日銀による為替介入の可能性が高い」との声が聞かれた。もっとも、売り一巡後は下げ渋る展開に。200日移動
平均線が位置する157.94円が重要なサポートとして意識されたため、159円台後半まで下値を切り上げる場面があった。

市場関係者によると、午後には米ニューヨーク連邦準備銀行がレートチェックを行い、再び円買い・ドル売りが強まった。米
当局によるレートチェックは1月以来で、日米協調の演出により介入効果を高める狙いとみられる。ただ、市場では高市政権が
志向する財政拡張などを背景とした円売り基調は変わらないとの指摘も出ている。

30日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値163.430 高値163.755 安値157.960 終値159.585
ユーロドル  始値 1.1460 高値1.1535  安値 1.1435 終値 1.1529


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