戦闘終結観測が広がりドル売りが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】11日のNY為替市場でドル円は、トランプ米大統領が「イランに激しく攻撃する」と自身のSNSに投稿し、
「そう遠くない将来にイランの石油積み出し拠点のあるカーグ島やその他の石油関連インフラ拠点を掌握する」との考えを示す
と、原油高とともにドル買いが先行。一時160.59円とアジア時間に付けた日通し高値に面合わせした。その後、トランプ米大統
領は11日、記者団に対してイランとの戦闘終結に向けた合意文書に関して、詰めの作業を行っていると説明。双方が今週末にも
署名する可能性があると述べたことから、エネルギー供給停滞の長期化への懸念が和らぎ、米原油先物相場は下落し、米長期金
利も大幅低下。ドル売り・円買いが加速し、一時159.58円まで値を下げた。なお、イランは米国との合意を否定したとの報道も
ある。市場では「トランプ氏が独断で合意を主張している可能性もあり、先行きは依然として不透明だ」との指摘があった。
米労働省が朝方発表した5月の卸売物価指数(PPI)は前月比1.1%上昇と、市場予想(ロイター通信調べ)の0.7%上昇を上回った。
もっとも、5月の米PPIは食品とエネルギーを除いたコア指数では前月比の上昇率が0.4%と市場予想(0.5%)を下回ったことから、
米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を当面は現行水準で維持するとの市場の見方を変えるような内容ではなかったと分析し
た。
11日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値160.500 高値160.600 安値159.510 終値159.965
ユーロドル 始値 1.1537 高値1.1587 安値 1.1505 終値 1.1583
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