デイリー為替市況コメント

持ち高調整や利益確定目的の円売りが優勢

【NY外為ドル円概況】26日のNY為替市場でドル円は、先週末に(EU)に対して来月から50%の関税賦課を示唆した
トランプ米大統領だったが、早朝にこれまで通り7月9日まで追加関税の猶予期間を与えることが伝わると、一時143.08
円まで買われる場面があった。その後、米関税交渉の不透明感などからドルが売られ、142.23円付近まで下落したが、
本日は英国がスプリング・バンク・ホリデー、米国がメモリアルデーの祝日で休場ということもあって持ち高調整や利
益確定目的の円売り・ドル買いが出た。また、貿易摩擦が緩和されることが期待されており、欧州株式相場が底堅く推
移したことも相場の支えとなり、143.03円付近まで上昇。もっとも、本日高値の143.08円手前で上値の重さを確認する
とやや上値を切り下げて、142円台後半でのもみ合いに転じた。なお、一部報道では「欧州連合(EU)は米国との貿易
交渉を迅速化する方針」などと伝わった。

26日 米国経済指標結果
注目度の高い経済指標の発表はありませんでした。

26日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値142.915 高値143.095 安値142.215 終値142.830
ユーロドル  始値 1.1372 高値1.1418  安値 1.1367 終値 1.1386


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