デイリー為替市況コメント

新たな取引材料が限られドル円は方向感の乏しい展開

【NY外為概況】21日のNY為替市場でドル円は、この日は主要な経済指標の発表がない中、朝方から午前にかけての相場は米長期金利の指標とされる米10年債利回りが5.07%台まで低下したことから、円買い・ドル売りが先行。
一時157.84円と日通し安値を更新した。
ただ、前日の安値157.83円がサポートとして意識されると下げ止まった。
「米国務省は湾岸諸国の大使館職員の一部に退避命令を準備している」との一部報道を受けて、米長期金利が上昇すると158.34円付近まで持ち直した。
もっとも、米政府が「サウジアラビアだけが退避の対象」と明らかにし、湾岸地域で職員に退避を命じたとの報道を否定すると伸び悩んだ。

ユーロドルは2027年のフランス大統領選挙の行方や、財政赤字の削減を進める予算案の審議の見通しに対する不透明感から、仏財政悪化への懸念が広がる中、仏10年債利回りは一時5%に達し、2002年以来およそ24年ぶりの高水準を記録。
全般ユーロ売りが優勢となり、一時1.1214ドルと日通し安値を付けた。
原油価格の先高観もユーロ相場の重荷となる面があった。
一方、米長期金利が低下した場面ではユーロ買い・ドル売りも入り、ユーロの下値は限られた。

21日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値158.185 高値158.405 安値157.845 終値158.145
ユーロドル  始値 1.1230 高値1.1239  安値 1.1215 終値 1.1232

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