デイリー為替市況コメント

日本の財政懸念などを背景に円売りが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】6日のNY為替市場でドル円は、政府が6月末に示した経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」
原案で、日本の財政悪化への警戒感が広がる中、一部文言が日銀による追加利上げをけん制しているとの見方が台頭。6月
の米雇用統計が予想外に弱い内容となったことや足元の原油高の一服を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上
げ懸念は和らいだものの、市場は依然として年内利上げを織り込んでいる。こうした中、円売り・ドル買いが先行し、一時
162.43円まで本日高値を更新した。ただ、政府・日銀による介入警戒感がくすぶっており、一段のドル買いは抑えられ、
162.02円付近まで押し戻された。なお、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は「インフレが急速に加速し始めている」
「今後の金融政策へのアプローチを変える必要」「インフレ目標を一定のレンジとして設定する方が好ましい」などと述べ
たが、相場の反応は限られた。

米サプライ管理協会(ISM)が午前発表した6月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は54.0と、前月から0.5ポイント
低下。市場予想(ロイター通信調べ)と一致したため、市場の反応は限定的だった。

6日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値161.445 高値162.435 安値161.380 終値162.110
ユーロドル  始値 1.1437 高値1.1441  安値 1.1408 終値 1.1441


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