デイリー為替市況コメント

日米金利差の拡大観測を背景にドル買いが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】23日のNY為替市場でドル円は、NY市場序盤には人工知能AI関連企業の収益性や巨額投資の先行きを巡る懸念が再燃。
投資家のリスク回避姿勢が強まる中、米長期金利の低下も重なり、円買い・ドル売りが先行。
一時156.32円付近まで値を下げたものの、東京午前に付けた日通し安値156.08円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。
朝方低下していた米長期金利が持ち直したほか、米原油先物相場が103ドル台に上昇したこともドル買いを後押し。
ドルはじりじりと買い戻され、一時157.08円付近まで持ち直した。

23日発表の10月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値で製造業は56.0とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(55.3)を上回り、4年5カ月ぶりの高水準となった。
一方、非製造業(サービス業)は57.9と市場予想(58.0)を下回った。強弱が入り交じり、相場の反応は限られた。

米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は1バレル103ドル台前半と前日比3.8%上昇して取引を終えた。
中東地域で武力衝突が激しくなるリスクが懸念され、原油供給に影響が出るとの観測が広がった。
エネルギーを輸入に頼る日本の貿易収支が悪化するとの懸念も根強かった。

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