デイリー為替市況コメント

日米金利差拡大観測が再開し一時154.01円まで上昇

【NY外為ドル円概況】6日のNY為替市場は、中東情勢の悪化を警戒した円買いや、連邦準備制度理事会(FRB)による
年内の利下げ観測でドル売りが優勢となり、153.42円付近まで伸び悩む場面もありましたが、下押しの動きは限定的と
なりました。その後、日米金利差を意識した円売り・ドル買いが出たほか、ユーロ円などクロス円の上昇につれた買いも
入り、154.00円付近まで上昇。買い一巡後は、153円台後半でもみ合いとなり本日の高値圏で取引を終了しました。なお、
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「FRBはいずれ利下げを実施する」「次の動きが利下げとなる可能性は高い」
との認識を示しました。

6日 米国経済指標結果
注目度の高い経済指標の発表はありませんでした。

6日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値152.950 高値154.015 安値152.870 終値153.905
ユーロドル  始値 1.0760  高値1.0790  安値 1.0758 終値 1.0767


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