デイリー為替市況コメント

日銀利上げ観測や米金利の低下を受けてドル売りが優勢

【NY外為ドル円概況】13日のNY為替市場でドル円は、ロンドン市場序盤に原油相場の反落、米債利回りの低下とともに明日の米CPI発表を控えた調整に158円割れを試す動きとなった。
その後、原油価格が上昇に転じ、米長期金利が5.2%台で高止まりする中、ドルの底堅い値動きに押されて158円台前半から半ばの狭いレンジでもみ合った。
ただ、オセアニア時間に付けた日通し高値158.69円がレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。
なお、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「年内にもう1回の利上げが適切」としながらも、「現時点では2027年の利上げは不要」との見解を示したことも相場の重しとなり、158.26円付近まで下押しした。

イエメンの親イラン武装組織フーシは13日、サウジアラビアがイエメンの首都サヌアを攻撃したと主張したと伝わった。
トランプ米大統領は13日、自身のSNSに「フーシは非常に悪い振る舞いをしている」と投稿した。
サウジとフーシの軍事対立への警戒感から、13日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は上昇した。
原油高で日本の貿易収支が悪化するとの観測から、円売り・ドル買いが出た。

米ブルームバーグ通信は13日、日銀が29〜30日の金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決める公算が大きいと報じた。
もっとも「金融環境は引き続き緩和的と日銀は判断しており、その次の12月会合で追加利上げが必要になる可能性は現時点で排除されない」とも伝えた。
追加利上げの思惑が高まり、円買い・ドル売りが入った。

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