デイリー為替市況コメント

日銀金融政策会合通過で円売りが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】16日のNY為替市場でドル円は、日銀は16日、政策金利を4会合ぶりに引き上げ、約31年ぶりの高水準
となる「1%程度」に変更することを決めた。ただ、この判断は織り込み済みだったほか、内田真一日銀副総裁の金融政策決
定会合後の記者会見を受けて、市場では日銀の早期利上げ期待が後退。NY市場でも円売りが優勢となった。前日の高値160.
40円を上抜けると一時160.48円まで値を上げた。翌日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、市場は政策金利の据え置
きをほぼ確実視する一方、足元のインフレ加速を踏まえ、声明文から金融緩和を志向する文言が削除されるとの見方を強め
つつある。また、利上げ観測の台頭を受け、会合参加者らが示す最新の政策金利見通しにも注目が集まっており、中東の緊
張が和らぐ中でもドルが底堅さを保つ展開となった。

米ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が「米国はイランと合意した覚書に基づき、イランによる石油や燃料の販売開
始を認める見通し」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=75ドル台半ばまで急落。米長期金利の指標とされる米10
年債利回りが4.41%台まで低下し、為替市場ではドル売りが優勢となる場面があった。

16日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値160.335 高値160.495 安値160.040 終値160.475
ユーロドル  始値 1.1588 高値1.1618  安値 1.1576 終値 1.1609


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