米イランの交渉巡る不透明感が意識されドル買いが優勢
【NY外為ドル円概況】1日のNY為替市場でドル円は、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」に近いタスニム通信は1日、
イスラエルのレバノン攻撃を受け、イランが米国との戦闘終結に向けた協議を停止していると伝えた。米国とイランは、
60日間の停戦延長などを盛り込んだ覚書の草案について、高濃縮ウランの扱いやホルムズ海峡の再開などを巡り、駆け
引きを激化。交渉の先行き不透明感から米長期金利の指標である10年債利回りが再び4.5%台に上昇する中、ドル買い・
円売りが優勢となり、一時159.76円と4月30日以来の高値を更新した。その後、「レバノンの親イラン組織ヒズボラはイ
スラエルとの全面停戦の準備が完了」との報道や、「ヒズボラはトランプ米大統領に停戦に同意すると伝えた」との報
道を受けて、米長期金利の上昇に歯止めがかかり、伸び悩む場面もあった。ただ、下押しは159.57円付近にとどまり、
再び159.76円まで上昇した。
政府・日銀による為替介入が警戒される160円が視野に入り、ドルが積極的に買われにくかった。今週は、植田和男日銀
総裁による3日の講演や、5日に発表される米雇用統計が注目材料。日銀政策決定会合を15、16日に控え、利上げや長期
国債の買い入れ方針などに関する手掛かりを得たいとの思惑も広がった。
1日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値159.410 高値159.775 安値159.300 終値159.685
ユーロドル 始値 1.1655 高値1.1662 安値 1.1608 終値 1.1630
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