デイリー為替市況コメント

米・イランの緊張が再び高まりドル買いが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】13日のNY為替市場でドル円は、原油輸送の要衝ホルムズ海峡を通航する船舶へのイラン攻撃が続いた
ことから、米中央軍は11、12両日、イランの軍事目標を空爆。イランも湾岸諸国の米軍施設に報復し、激しい攻撃の応酬とな
った。さらに、イランが海峡封鎖を主張すると、トランプ米大統領も13日朝、対イラン海上封鎖の再開を発表。同氏は加えて、
安全確保への見返りとして、すべての貨物船から20%を通航料として徴収する考えを明らかにしたことを受け、原油先物相場
が急伸。米長期金利も上昇し、ドル買いが先行した。その後も、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、「金融引
き締めの準備を整えなければいけない」と発言し、タカ派寄りの姿勢を鮮明にしたことから、前週末の高値162.43円を上抜け
て一時162.48円まで上値を伸ばした。なお、WTI原油先物価格は1バレル=78ドル台半ばまで上昇したほか、米長期金利の指標
とされる10年債利回りは一時4.6237%前後と5月21日以来の高水準を付けた。

エネルギー高が物価を押し上げるとの懸念から、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測も高まった。ウォラーFRB理事は
13日、「今週発表される(エネルギー・食品を除く)コアインフレ率で再び高水準が示されれば、米連邦公開市場委員会(FOM
C)は近く金融引き締めを検討しなければならない」との考えを示した。

13日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値161.955 高値162.500 安値161.815 終値162.470
ユーロドル  始値 1.1394 高値1.1445  安値 1.1378 終値 1.1378


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