米中貿易摩擦を警戒し円買いが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】2日のNY為替市場でドル円は、トランプ大統領は前週末開催の講演で、鉄鋼・アルミニウム製品の
関税を引き上げるとの考えを示した。これに対して、欧州連合(EU)は報復措置を取る可能性があると示唆した。また、
自身のSNSで中国が米国との合意を破っていると主張し、中国に対し厳しい措置を取る可能性を示唆。貿易摩擦激化への
懸念が再燃する中、主要通貨に対してドル売りが先行した。その後、5月米ISM製造業景況指数や4月米建設支出が予想よ
り弱い内容だったことから、一時142.54円と日通し安値を更新した。売り一巡後は、レビット米大統領報道官が「トラン
プ米大統領と習主席は今週協議する可能性が高い」と話したこともあって、貿易交渉が進むとの期待からドル買い戻しを
誘った面もあった。なお、取引終盤には「米政府は一部の中国製品に対する関税適用停止措置を8月31日まで延長する」
との一部報道が伝わった。
2日 米国経済指標結果
5月 製造業PMI(確報値) 予想52.3 結果52.0
5月 ISM製造業景気指数 予想49.2 結果48.5
2日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値143.905 高値144.000 安値142.530 終値142.670
ユーロドル 始値 1.1357 高値1.1450 安値 1.1349 終値 1.1445
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