米利上げ観測が後退し一時160.64円まで下落
【NY外為ドル円概況】2日のNY為替市場でドル円は、欧州市場序盤にロイター通信が、日本の財務省が為替介入を巡るけん制
発言(口先介入)を手控えている背景に、投機筋に痛手を負わせる狙いがあるとする関係者の話を報じた影響で、日本政府・
日銀による介入に警戒感が高まり、162円台前半から160.90円付近まで下落した。その後、米労働省が発表した雇用統計で、
景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が市場予想を大幅に下回ったことから、米連邦準備理事会(FRB)が7月に利
上げに踏み切るとの観測が後退し、米長期金利の低下とともにドル売りが先行。一時160.64円と日通し安値を付けた。ただ、
9月については依然として政策金利の引き上げが有力と見られており、米金利低下とドル安は長続きしなかった。売り一巡後
は米国の3連休を控えたポジション調整の動きに終始し、161.00円を挟んだもみ合いに転じた。
6月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比5万7000人増とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(11万5000人増)
に届かなかった。4月、5月分も下方修正された。早期の米利上げ観測が後退し、金融政策の影響を受けやすい米2年債利回りが
低下(債券価格は上昇)して終えた。米利上げ予想が一段と低下するかを見極めたい雰囲気もあり、持ち高調整の円買いを誘
った。
2日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値162.605 高値162.610 安値160.615 終値161.110
ユーロドル 始値 1.1377 高値1.1471 安値 1.1377 終値 1.1435
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