デイリー為替市況コメント

米利上げ観測の高まりからドル買いが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】5日のNY為替市場でドル円は、5月の米雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比17万2000人増と、
市場予想を大幅に上回った。米利上げによる日米金利差拡大の可能性が意識され、ドル買い・円売りが加速。一時160.26円
まで上昇したものの、すぐに失速。政府・日銀による為替介入への警戒感が根強い中、まとまった規模の円買い・ドル売り
が入り159.75円と日通し安値を更新した。ただ、そのあとはドル全面高となった流れに沿って再び強含んだ。また、米長期
金利の指標となる米10年債利回りが一時4.5522%前後まで上昇したこともドル買いを促し、一時160.34円と4月30日以来の
高値を更新した。もっとも、介入警戒感に加え、クロス円の下落につれた売りが出たため、ドル円の上昇ペースは他の通貨
ペアに比べると緩やかだった。

中東からの原油供給が滞り、原油高や供給網の混乱を引き起こしている。物価の上昇圧力が高まるなか、米労働市場の底堅
さを背景にFRBが利上げに踏み切るとの観測も浮上している。米金利先物市場の値動きから政策金利を予想する「フェドウ
オッチ」によると、5日夕時点でFRBが年内に利上げする確率は8割を超え、前日の5割あまりから上昇した。米債券市場で
長期金利の利回りは一時4.55%と2週間ぶりの高水準を付け、日米金利差の拡大を受けたドル買い・円売りも広がった。

5日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値160.010 高値160.355 安値159.745 終値160.200
ユーロドル  始値 1.1614 高値1.1643  安値 1.1519 終値 1.1522


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