米指標悪化を受けた金利低下に一時153.16円まで下落
【NY外為ドル円概況】17日のNY為替市場は、11月米小売売上高の予想を上回る伸びを受けてドル買いが一時強まったが、
自動車・同部品を除く数値が予想を下回ったことが分かると全般ドル売りが先行。11月米鉱工業生産が予想より弱い内容
となったこともドル売りを促した。米10年債利回りは一時4.4383%前後と11月18日以来の高水準へ上昇後、4.37%台まで
低下したことから、前日の安値153.33円を下抜けて一時153.16円まで下げ足を速めた。明日18日の米連邦公開市場委員会
(FOMC)の結果公表を前に、ポジション調整目的の売りも出やすかった。
なお、市場では米連邦準備理事会(FRB)による0.25%の追加利下げはほぼ織り込み済みだが、経済・金利見通しやパウ
エルFRB議長の定例記者会見から今後の利下げペースに関する手掛かりを得たいとの思惑が台頭している。
17日 米国経済指標結果
11月 小売売上高(前月比) 予想0.5% 結果0.7%
11月 設備稼働率 予想77.2% 結果76.8%
11月 鉱工業生産指数(前月比) 予想0.1% 結果-0.1%
10月 企業在庫(前月比) 予想0.2% 結果0.1%
17日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値154.105 高値154.350 安値153.145 終値153.540
ユーロドル 始値 1.0513 高値1.0533 安値 1.0480 終値 1.0490
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