デイリー為替市況コメント

米長期金利の上昇を受けてドル買いが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】28日のNY為替市場でドル円は、前日に公表された米経済指標が良好な結果となったこともあり、
米景気減速への過度な不安が和らぐ中でドル買いが優勢となった。ロンドン時間には調整に押されて144.00円付近まで
一時反落したものの、米長期金利の上昇が相場の後押しとなり、145.08円と20日以来の高値を更新。その後、米連邦準
備理事会(FRB)が公表する米連邦公開市場委員会(FOMC、6〜7日開催分)の議事要旨では、関税による影響や米経
済の見通しが不確実であることを背景に、FRBが今後も慎重に政策陣営を進める見方を示したことがわかった。参加者
はインフレについて「いくらか高止まりした」とまとめ、インフレの見通しは「高関税の影響により上昇する可能性が
ある」と判断していた。ただ、FRBのこれまでの姿勢を繰り返すものだったとの受け止めが広がり、相場への影響は限
られた。

28日 米国経済指標結果
5月 リッチモンド連銀製造業指数  予想-11 結果-9

28日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値144.280 高値145.090 安値143.840 終値144.885
ユーロドル  始値 1.1338 高値1.1346  安値 1.1285 終値 1.1292


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