米長期金利の低下を眺めてドル売りが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】8日のNY為替市場でドル円は、原油先物相場の上昇やフランスの政治・財政運営に対する懸念からユーロ売り・ドル買いが進んだ流れに沿って一時158.37円と日通し高値を付けたものの、7日の高値158.51円がレジスタンスとして働くと失速した。
その後、トランプ米大統領はこの日の午後、自身のSNSに「われわれはイランと建設的な協議を行っている」と投稿。
11月3日の中間選挙より前にイランを攻撃することはないと説明したことを受けて米長期金利が低下し、円買い・ドル売りが優勢となり、一時157.52円と日通し安値を更新した。
もっとも、5日の安値157.44円や一目均衡表転換線157.45円がサポートとして意識されると157.96円付近まで下げ渋った。
米連邦準備制度理事会(FRB)が今月下旬に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを決定するとの見方は後退している。
FRBのウォラー理事はトルコのイスタンブールで8日に講演し、性急な利上げ実施には否定的な見方を示した。
米労働省が朝方に発表した新規失業保険申請(季節調整済み)は、10月3日までの1週間で前週比2000件減の19万7000件となり、市場予想(ロイター通信調べ)の20万件をわずかに下回った。相場への影響は限定的だった。
8日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値158.095 高値158.370 安値157.515 終値157.865
ユーロドル 始値 1.1199 高値1.1227 安値 1.1173 終値 1.1216
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