デイリー為替市況コメント

米長期金利の先高観が根強くドル買いが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】1日のNY為替市場でドル円は、ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は1日、今月下旬に
開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの可能性について言及を避けた。一方で、ウォーシュ議長はインフレ
期待とインフレリスクがこの数週間で低下しているとの認識を示した。これを受け、FRBによる年内の利上げを巡る過度
の警戒感が和らぎ、米長期金利が上げ幅を縮小。一時162.30円と日通し安値を付けた。ただ、ウォーシュ議長は同時に
「インフレは高すぎる。物価安定を実現する」と改めて明言。クリーブランド連邦準備銀行のハマック総裁も30日にイン
フレ率が高すぎるとの認識を示しており、年内の米利上げ観測は根強い。日本の財政悪化を巡る懸念もくすぶる中、取引
終了間際には162.62円付近まで持ち直した。

米民間雇用サービス会社ADPが1日発表した6月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)は、
前月比9万8000人増と、市場予想(ロイター通信調べ)の11万8000人増を下回り、ドル買いが後退する場面があった。

1日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値162.575 高値162.855 安値162.285 終値162.625
ユーロドル  始値 1.1425 高値1.1425  安値 1.1363 終値 1.1377


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