米CPI前に様子見ムードが広がり方向感の乏しい展開
【NY外為ドル円概況】11日のNY為替市場でドル円は、前週発表の7月の米雇用統計が市場予想を大きく下回ったことを
きっかけに、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利上げ観測は幾分和らいだ。足元のインフレ動向を見極めた
いとの思惑が広がる中、週内に予定される米消費者物価指数(CPI)のなどの物価統計の発表を前に159円台前半の狭い
レンジでの商いに終始した。一方、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の通航再開を巡り、イランと米国の交渉が難航すると
の懸念を背景に原油先物相場は11日も上昇基調を維持。中東情勢の先行きが不透明となる中で「有事のドル買い」が入
りやすい上、原油高の長期化が日本の貿易収支悪化につながるとの観測も根強く、取引終了間際には159.36円付近まで
値を戻した。
イランの国防・外交を統括する最高安全保障委員会(SNSC)のレザイ事務局長は11日、米国がイランの提示した条件を
受け入れなければホルムズ海峡は開放されないとの認識を示したとロイター通信が同日報じた。米イランの戦闘終結に向
けた協議が難航しているとの見方から、11日の米原油先物は上昇して取引を終えた。イラン情勢を巡る不透明感が意識さ
れて、有事の際に買われやすいドルの支えになった。
11日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値159.310 高値159.400 安値158.915 終値159.300
ユーロドル 始値 1.1548 高値1.1549 安値 1.1531 終値 1.1542
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