関税を巡るインフレ懸念からドル買いが優勢の展開
【NY外為概況】14日のNY為替市場でドル円は、米トランプ政権が欧州連合(EU)やメキシコからの輸入品に対する関税率
引き上げを新たに発表したことから、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.44%台まで上昇すると円売り・ドル買い
が進行。一時147.78円と6月23日以来の高値を付けた。ただ、本日は米経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたこと
から、一本調子で上昇する展開にはならなかった。
ポンド・ドルは英中銀のベイリー総裁が雇用市場の悪化次第で、大幅な利下げに踏み切る可能性を示唆したほか、継続した不
透明感が成長期待に影響すると慎重な姿勢を見せポンド売りが優勢となり、一時1.3424ドルまで下落した。
トランプ米大統領は8月1日から欧州連合(EU)とメキシコに30%の追加関税を課すと表明した。14日には、北大西洋条約機
構(NATO)のルッテ事務総長との共同会見で、ロシアに対して「ウクライナとの停戦合意が50日以内に達成されなければ非
常に厳しい関税を課す」と述べた。ロシアの貿易相手国に100%の「二次関税」を課す考えだという。
14日 米国経済指標結果
注目度の高い経済指標の発表はありませんでした。
14日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値147.255 高値147.790 安値146.840 終値147.760
ユーロドル 始値 1.1675 高値1.1695 安値 1.1656 終値 1.1669
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