デイリー為替市況コメント

154円台半ばから後半で方向感の乏しい展開

【NY外為ドル円概況】23日のNY為替市場は、中東情勢を巡る警戒感が和らぐ中、投資家のリスク志向改善が意識
されたことや、米長期金利の上昇に伴うドル買いも入り、一時154.88円と1990年6月以来約34年ぶりの高値を更新
しました。その後、4月製造業PMI、サービス業PMI速報値が予想外に悪化したことから、長期金利低下に伴うドル
売りが優勢となり、154.56円と日通し安値を付けました。しかし、3月新築住宅販売件数が予想以上に増加したため
ドル売りが後退。また、米利下げ開始時期が後ずれするとの観測も根強く、154円台後半で取引を終了しました。

23日 米国経済指標結果
4月 製造業PMI(購買担当者景気指数)  予想52.1 結果49.9
4月 非製造業PMI(購買担当者景気指数)  予想52.1 結果50.9
3月 新築住宅販売件数  予想66.9万件 結果69.3万件

23日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値154.810 高値154.890 安値154.550 終値154.845
ユーロドル  始値 1.0652  高値1.0710  安値 1.0640 終値 1.0701


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