FRBの大幅利下げ観測を背景に一時139.58円まで下落
【NY外為概況】16日のNY為替市場は、連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げに踏み切るとの見方が強まりり、日本時間夕刻には一時139.58円と昨年7月28日以来約1年2カ月ぶりの安値を付けた。その後、米9月NY連銀製造業景気指数が予想外にプラスに改善、ほぼ1年ぶり高水準となったためドルを買い戻す動きが活発化。140.91円付近まで値を上げた。もっとも、アジア時間に付けた日通し高値140.93円が目先戻りの目処として意識されると買い戻しは一服した。また、米10年債利回りが再び低下に転じたことも相場の重しとなり、140円台半ばで取り引きを終了した。
なお、CMEのフェドウォッチ・ツールでは0.25%の利上げ確率が33%、0.50%の利下げ確率が67%となっており、水曜日午後の結果公表が注目される。
ユーロ・ドルは1.1116ドルから1.1138ドルの狭いレンジでもみ合い、1.1131ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン理事が「緩和政策では、段階的なアプローチが適切」と慎重な利下げ姿勢を表明したことや、米大幅利下げ観測を背景にユーロ買いが優勢となった。
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