デイリー為替市況コメント

GDP改定値の下方修正でドル売りが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】30日のNY為替市場は、米商務省が発表した1-3月期米国内総生産(GDP)改定値は予想
通りの結果となりましたが、米連邦準備理事会(FRB)が重視する個人消費支出(PCE)コア価格指数が下方修
正されたため年内の利下げ観測が再燃し、全般ドル売りが先行。その後も、米10年債利回りが4.54%台まで低下
したことも相場の重しとなり、一時156.38円と日通し安値を更新。また、ボスティック米アトランタ連銀総裁は
「適切なら9月の利下げあり得る」と述べたこともドル売り圧力となりました。売り一巡後は、FRBが利下げを急が
ないとの見方は根強く、円売り・ドル買いも入ったことから下げ幅を縮小し、156円台後半で取引を終了しました。

30日 米国経済指標結果
前週分 新規失業保険申請件数  予想21.6万件 結果21.9万件
第1四半期 実質GDP(改定値)  予想1.3% 結果1.3%
4月 卸売在庫(速報値)  予想0.0% 結果0.2%
4月 中古住宅販売成約指数  予想0.0% 結果-7.7%

30日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値157.635 高値157.690 安値156.360 終値156.805
ユーロドル  始値 1.0805  高値1.0844  安値 1.0789 終値 1.0830


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