デイリー株価指数コメント

ディフェンシブ銘柄に買いが入りNYダウは反発

株価指数 2024.11.21

20日のNY株式市場は、ウクライナがロシア領内に英国製の長距離ミサイルを発射したとの報道で地政学的リスクの
継続が警戒されたことや、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事がインフレの進展が停滞しているとタカ派
姿勢を示し、長期金利の上昇を嫌気した売りに続落した。ただ、相場をけん引するとして動向が注目される半導体
のエヌビディアの決算発表を取引終了後に控え引けにかけて買い戻された。前日まで4日続落したダウ平均は139.53
ドル高(+0.32%)と反発して終了したが、S&P500は0.13ドル高(0.00%)とほぼ横ばいで終了。ハイテク株主体
のナスダック総合は0.11%安と3日ぶりの小幅反落となった。

米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は20日の講演で、9月に実施した0.5%の利下げは時期尚早だったという
見解を示し、インフレへの懸念を表明した。米債券市場では長期金利の指標になる10年物国債利回りが一時4.43%
台に上昇し、株式の相対的な割高感も意識された。

半導体メーカーのエヌビディアは取引終了後に第3四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回り配当計画も維持、
第4四半期の利益率見通しがほぼ市場通りとなったが、市場の期待に満たず時間外取引で売りが先行している。

ユナイテッドヘルス、アムジェン、ウォルト・ディズニーが上昇。一方、ホームデポ、ビザは下落。


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