労働市場の減速示唆を警戒しNYダウは小幅続落
株価指数
2024.07.10
NYダウ 39,291.97(-52.82) ナスダック総合指数 18,429.29(+25.55) S＆P500 5,576.98(+4.13)
9日のNY株式市場は、パウエルFRB議長の議会証言を控えて様子見気配が強まり、寄り付きから下落しました。
その後、議長が証言で最近のデータは経済や労働市場の減速が見られると言及したため警戒感から、相場は終日
軟調に推移。しかし、高金利政策の長期化によるリスクに言及し、さらに良いデータが得られれば利下げを巡
る確信が強まると述べたことが支援材料となり下げ幅を縮小し、NYダウは52ドル安と2日続落して取引を終了。
一方、ナスダック総合は利下げ観測を支えにハイテク株買いが継続し、6日連続で終値ベースの最高値を更新し
て取引を終了しました。
スリーエム、セールスフォース、ダウが下落。一方、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスは上昇。
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