感謝祭を控えた利益確定売りにNYダウは反落
27日のNY株式市場は、翌日が感謝祭の祝日で薄商いの中、過去最高値付近からの高値警戒感などにより利益確定売りが
優勢だった。ダウ平均は一部小売り企業の好決算を好感し一時142ドル高まで上昇し、3日連続でザラ場ベースの史上最高
値を更新したが、138.25ドル安(-0.31%)で終了し、6日ぶりに反落した。S&P500は終日マイナス圏で推移し、0.38%安
と8日ぶりに反落。ハイテク株主体のナスダック総合は人工知能(AI)への期待が行き過ぎとの見方も浮上し、0.60%安と
5日ぶりに反落した。インフレ鈍化に想定より時間がかかっているとの見方から「米連邦準備理事会(FRB)にとって安心
材料とはならない」と指摘する声もあり、相場の頭を押さえた。
利下げ見通しを巡り注目された10月個人消費支出(PCE)価格指数は前年比+2.3%と9月分の+2.1%から伸びが加速したが、
市場予想と一致し、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPCE価格指数も前年比+2.8%となり、予想と一致した。米
10年債利回りは前日の4.302%から4.261%に低下。祝日を控えた持ち高調整の買いが優勢だった。
セールスフォース、キャタピラー、アマゾン・ドットコムが下落。一方、ウォルト・ディズニー、ボーイングは上昇。
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