重要イベントを控えたポジション調整にNYダウは反落
NYダウ 39,344.79(-31.08) ナスダック総合指数 18,403.74(+50.98) S＆P500 5,572.85(+5.66)
8日のNY株式市場は、先週末に発表された6月雇用統計が予想を下回ったことから、9月米連邦公開市場委員会
（FOMC）での利下げ見通しが強まったことで、寄り付きから上昇しました。その後、パウエル米連邦準備理
事会（FRB）議長の議会証言や、週後半の6月消費者物価指数（CPI）、6月生産者物価指数（PPI）の発表を警
戒し、相場は下落に転じました。もっとも、今後の出遅れ修正が期待できる人工知能（AI）関連銘柄への買いが
入ったことから下押しの動きは限定的となり、NYダウは31ドル安と小幅に反落して取引を終了。一方、ナスダ
ック総合はエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイスなどの半導体の上昇が支援となり、5日連続で過
去最高値を更新して取引を終了しました。
ナイキ、セールスフォース、マクドナルドが下落。一方、インテル、ホーム・デポ、トラベラーズは上昇。
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