デイリー株価指数コメント

重要インフレ指標待ちで調整が入りNYダウは小幅反発

株価指数 2025.02.25

24日のNY株式市場は、前週後半の2営業日で1200ドルほど下げたあとで、自律反発を見込んだ買いが主力株に入った
ことで反発してスタートしたが、トランプ米大統領が1カ月延期されたカナダやメキシコからの輸入品に対する関税発
動に言及したことでセンチメントが悪化した。また、マイクロソフトがデータセンターの拡大路線を減速させている
とアナリストが指摘し、AIの演算能力が供給過剰になる可能性が意識された。ダウ平均は朝方に271ドル高まで上昇し
たが、84ドル安まで反落し、33.19ドル高(+0.08%)とわずかながらプラス圏で終了。3営業日ぶりの反発となった。
一方、S&P500は朝方に0.51%高まで上昇後、0.50%安で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合も0.62%高まで上
昇後、1.21%安で終了。年初来ではダウ平均が2.16%高、S&P500が1.73%高となったが、ナスダック総合は0.12%安
とマイナス圏に沈んだ。なお、投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の18.21ポイントから18.98ポイントに上昇した。

トランプ米大統領が、延期していたカナダとメキシコからの輸入品に対する関税を来月に実施するとの考えを示したと
24日午後に伝わった。米経済に対する関税の悪影響が改めて意識されたのも株価の重荷となった。


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