インフレ加速に対する過度な警戒感が和らぎNYダウは続伸
25日のNY株式市場は、米商務省が25日発表した5月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比4.1%上昇した。伸び率は
前月(3.8%)から加速したが、市場予想と同水準だった。変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数の上昇率は3.4%
で、こちらも予想と一致。インフレ圧力の根強さが示されたものの、予想を大幅に上振れする内容ではなく、投資家心理の改
善につながった。一方、値上げを発表したアップルやマイクロソフトの大幅下落が重しとなった。ダウ平均は71.72ドル高(
+0.14%)と小幅ながら2日続伸。一時、806ドル高まで上昇し、6月17日以来となるザラ場ベースの史上最高値を更新した。一
方、ハイテク株主体のナスダック総合は朝方に0.97%高まで上昇後、1.39%安まで急反落し、0.46%安で終了した。
米連邦準備理事会(FRB)が24日夕に米銀32行を対象に実施したストレステスト(健全性審査)で世界同時不況を想定した場
合でも全行が財務の健全性を維持できると評価した。ストレステストの結果を受けて多数の米銀が増配や自社株買いを発表し
た。
ダウ平均採用銘柄では、ダウ採用銘柄では、キャタピラーが6.29%高となり、1銘柄でダウ平均を388ドル余り押し上げたほ
か、メルク、ユナイテッドヘルスなどのヘルスケア株が上昇を牽引した。一方、値上げを発表したアップル(-6.12%)、マ
イクロソフト(-3.46%)の下落が重荷となった。
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