デイリー株価指数コメント

エヌビディア決算控え主要株価指数はそろって反落

株価指数 2025.05.29

28日のNY株式市場は、28日の取引終了後にエヌビディアが2025年2〜4月期決算を発表するのを控えて持ち高調整の売りが
主力株に出たことや、取引時間中に公表された5月開催分のFOMC議事要旨で、金融政策の判断にあたってはトランプ大統領
による関税政策の影響が明らかになるまでは「注意深く取り組むのが適切だ」と改めて示されたことも、FRBの利下げが目
先は見込みにくいとの観測につながり相場の重しとなった。ダウ平均は朝方に105ドル高まで上昇したが、取引終盤に301ド
ル安まで下落し、244.95ドル安(-0.58%)で終了。S&P500とナスダック総合も朝高後、それぞれ0.56%安、0.51%安で終了。
主要3指数がそろって反落した。なお、投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の18.96ポイントから19.31ポイントに上昇した。

なお、5月6日-7日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、貿易・関税政策による不確実性やインフレの上振
れリスクに言及したうえで、「インフレと経済活動の見通しがより明確になるまで待つのが適切」との見解が示された。市場で
は、「わずかに利下げに消極的なタカ派的だった」との見方があり、米30年債利回りが一時5.0%超まで上昇する場面があった。


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