デイリー株価指数コメント

ディフェンシブ株や消費関連株が買われNYダウは3日続伸

株価指数 2026.10.23

22日のNY株式市場は、米メタ(旧フェイスブック)は前日、AI投資の資金調達に向けて議決権のないC種普通株式を新設する方針を発表したことなどを背景に、AI企業の収益性や巨額投資を巡る懸念が再燃し、半導体など関連銘柄の売りにつながった。
一方で、金融・債券市場では債券買いが進み、長期金利の指標となる米10年債利回りが急落。
約1カ月ぶりに4%台を付けるなど、AI企業の先行きへの不安が高まる中、安全資産である債券にマネーが流入している。
株式市場でも医療、生活必需品といったディフェンシブ銘柄は買われた。
ダウ平均は347ドル安まで下落する場面もあったが、11.89ドル高(+0.02%)とわずかながらプラス圏で終了し、3日続伸した。
一方、ハイテク株主体のナスダック総合は2.60%安と大幅反落し、下落率は6月以来の大きさとなった。

22日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は前日比2.4%高で終えた。
サウジアラビアとイエメンの親イラン武装組織フーシの緊張が高まるなか、中東からの原油供給が滞るとの懸念が広がった。
イラン情勢を巡る不透明感も投資家心理の重荷だった。

ダウ平均採用銘柄では、好決算やディフェンシブ株への買いシフトを背景にプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が5.58%高となったほか、ホーム・デポが4.33%高となり、ジョンソン・エンド・ジョンソン、セールスフォースも3%超上昇した。
一方、値がさ株のキャタピラーが4.89%下落し、1銘柄でダウ平均を206ドル余り下げたほか、アマゾン、エヌビディア、アルファベットも3~4%下落し、指数の重しとなった。

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